異世界の強者達

〜この話には、他の皆さんの作品からのキャラが出ている恐れがあります〜

ゼクロス・アークウィンドさん

 

プロローグ

―のび太の癖に!―

といつもの声が練馬市の一部に響いた、これは日常生活でそしていつも繰り広げられている醜い場面・・・そう「イジメ」だ

「・・・う・・・」

ある少年が立ち上がった、全身には複数に暴行された痕がある・・・

「何で僕がいつもこんな目に・・・」

と愚痴をはいた「野比のび太」・・・彼はもう幼い時位から「二人」にいじめられて来た・・・

「・・・僕はこれからも・・・二人に・・・」

のび太はそう呟きため息をすると

<悲しいな・・・何故あの二人に復讐しようと思わない?>

「え?」

とどこから声が聞こえてきた、その声の主を探すのび太

<幼い時からいじめられていたのだろう?だったら復讐する理由としては十分すぎる程ピッタリじゃないか・・・>

その声の主は黒く浮遊している球状の物体だった

「・・・誰?」

のび太の呼びかけに謎の物体は

<さあ?まぁ・・・あえて言うならば「歴史の闇に葬られた者」か?>と答えた

「そんな事はどうでも良いけど・・・何者?」

のび太のまたの呼びかけに

<あえて言うならば・・・まぁ名前の通りか?>と答えた

「何しに来たの?」

のび太の質問に

<・・・目的はなくただウロウロしていただけだが・・・お前の変わりに復讐を果たしに来た・・・で良いかな?>

謎の物体の言葉に

「・・・復讐・・・」

とのび太は呟くとしばらく沈黙した

<どうした?復讐がしたいんじゃないのか?>

謎の物体の言葉に

「復讐してやる・・・と思った事は何度もあるけど・・・」

<あるけど?>「今まで助けてもらった事も何回もあるし・・・それに大切な友達だからできないんだ・・・」

のび太の言葉に謎の物体は

<だが、奴らのしでかしてきた事はそれを覆い隠す程に残酷で大きすぎる・・・そうではないか?>と言い放った

「そ、それは・・・」

彼の言葉に反論できないのび太

<だから俺が・・・復讐を果たしてやる・・・>と謎の物質は言い放つと、何とのび太の身体に溶け込んだ!そして

「・・・」

のび太の表情は急激に変わり暴行の傷跡もすぐさま修復された

「俺は・・・!!」

のび太の一人称が「僕」から「俺」に変わり

「あいつらが憎い!今まで俺を虐めて来たあいつらが・・・!俺に醜い人生を歩ませたあいつらがあぁぁぁ!!」

のび太は思いっきりそう叫んだ・・・獣のように、その直後には彼の姿は消えていた・・・

その一時間後、彼の家の机にはある手紙が置かれていた

「・・・何だろう、これ?」

とドラえもんは手紙を見つけ、それを読み始めた

"あの時は事件を解決させていただきありがとうございます

野澤も反省し二度とやらないそうです”

と途中まで読み上げると

「ちゃんと反省したんだ〜」

と呟くと続きを読んだ

"実はあなた達の腕を見込み、あらゆる異世界、平行世界の戦士達を集めての最強を決める大会を始めようと思います

万全な準備でお挑みください byZ・A

ps 会場への入り口はゲームソフトの世界です"

手紙を最後まで読み上げたドラえもんは

「最強か・・・よーし!参加しよう!」

と呟くとあの事件で共に戦ってきた仲間を集めに外に出た

そして

「大会?何の?」

「最強の戦士を決める大会だって、しかも異世界の人達やパラレルワールドの人達も参加するんだって」

安雄の質問にドラえもんはそう答えた

「じゃあいろんな所の強い奴と戦えるのか・・・!面白いぜ!」

と武は喜びの表情でそう叫んだ

「皆、準備は良いかい?」

とドラえもんは「ドラ戦記」を取り出した

「(・・・ん?誰か足りないような気がするけど、まぁ良いや)じゃあ、行こう!」

ドラえもんはそう叫びソフトを起動させた、そして彼らは「ドラ戦記」の世界へ向かった・・・

果たして彼らはどうなるのだろうか?そしてのび太の運命はいかに!

続く

〜オマケ〜

のび太:俺は生まれ変わったぞ!最強の戦士にな!

ドラえもん:でも僕や彼らには勝てない

のび太:・・・・

ゼクロス:俺のゲームのネタ、出してしまった・・・・

ドラ:あれは正直言うとあんたの所為だよね(ゲームの話)

ゼクロス:代償が付き物ってわけさ

スネ夫:代償?

ゼクロス:細かい事気にするな!気にしたらファイナルカイゼリオンで撃墜してやる!!

一同:おい!!

ゼクロス:まぁ、というわけで

ドラ:次回を待て!

episode1 「開会式」

「ここが大会の会場か・・・ただあの時の大会を使ってるだけじゃないか」

ドラえもんはそう呟いた、あの時の大会とは詳しくは「ドラえもんRPG〜ドラ戦記」のepisode2を参照に

「参加者が少ないね・・・最強を決める大会だけにそうなんだろうか・・・」

ドラえもんがそう呟いた直後に

「お集まりの皆さん」

ゼクロスが現れた

「本日は大会に参加していただきありがとうございます」

ゼクロスは喋り始め

「ちなみにこの大会の主催者は・・・」

その時、ゼクロスの隣に一人の少年が現れた

「野比 のび太氏です」

ゼクロスはそう言い放った、その少年はのび太だった

「皆さん、異世界や平行世界を越えたこの大会で思いっきり腕をお振るいください」

「では・・・この大会を始めます・・・」

のび太の短すぎるスピーチでこの大会は始まった

「・・・のび太、あいつおかしくないか?」

武の言葉に

「さあ?」

とスネ夫は答えた

「行こう」

ドラえもんの言葉で彼らは大会の中に入った

「・・・ジャイアン、スネ夫・・・俺は貴様らを・・・殺す・・・」

のび太は彼らを見てそう呟いた

続く

〜オマケ〜

のび太:くくく!塵一つ残さず消滅させてやる・・・!

ドラ:ゼオライマーか・・・モモの声優は主人公の人だったね

ゼクロス:そうそう!ゲームでも強いぜ、ゼオライマーは

スネ夫:僕達ゲームじゃ

ジャイアン:のび太の手下に・・・ちくしょおおお!!

のび太:デスペラートフィスト!

ジャイアン:装備じゃ・・・ヴヴェラ!!

ゼクロス:というわけで

ドラえもん:次回を待て!

 

episode2(番外編)

「・・・やはり、駄目か?」

「駄目」

と二人の人影が話していた

「やっぱりカイゼリオンとクロノウスは出しちゃ駄目だよ、楽勝じゃないか」

「・・・そういうお前は神滅帝王とたった三人で戦ってた癖に」

「君の方が僕より強い癖に」

「・・・否定はしない」

と会話を交わしている二人の人影、その正体は?

「・・・よく過去の俺でもある神滅帝王と戦って生き延びられたなドラえもん」

「・・・まぁ事情が事情だからね、新羅君」

その正体は並行世界のドラえもんと親友「新羅隆司」だった

「まぁ・・・『邪神戦争』を戦い抜いてきた俺達だからな、今でも信じられないさ、俺達が奴らを倒せた事が」

「・・・それがきっかけで君と出会い、君の過去を知り神滅帝王と戦った、そういう道のりだからね」

「ふっ・・・」

「そうだね」

その途端、何者かがやってきた

「僕達がまさかこんな大会に参加するなんて夢にも思わなかったね」

その声の主は四歳くらいの幼児だった

「竜沢・・・」

「竜沢」と呼ばれた幼児、彼は「竜沢 竜也」邪神戦争を生き残った人物でもあり・・・そして

「そこから君達はZECSに入隊したんだよね」

「まさかお前があのZECSの総帥だとは思いも寄らなかったさ」

「竜沢」は大組織の総帥のだった

「あれはしたと言うよりさせただろう?竜沢君」

ドラえもんの言葉に彼は

「・・・・・・」

沈黙していた

「・・・まぁ、それはともより早く大会の中に入ろう・・・並行世界って事はあちら側の俺達も参加してるかもしれないからな」

隆司の言葉に

「「うん」」

と答えると大会の中に入った・・・後に彼らは決勝戦で「あちら側」のドラえもん達と戦う事になる

続く

 

〜オマケ〜

 

竜沢 竜也(4)

詳細:天才児であり、世界三大組織の一つ「ZECS」の総帥
幼児だが大人顔負けの戦闘能力を誇り自分自身も「パワードスーツ」を纏い戦いに参加する
総帥であり自身も戦いに参加する・・・まるでシャアだ

 

新羅隆司(14)
詳細:神滅帝王・新羅隆司は彼の過去であり並行世界の自分
最強の軍隊と言われていた「ジャッジメント・ゼロ」の総帥
250馬力の怪力を誇り不老不死でもある
戦闘能力は人類最強と言われている程

 

のび太:何ゲームの設定ひっぱてんだ!

ゼクロス:悪いか?

のび太:デスペリオルも出せ!

スネ夫、武:デスペ・・・?

ドラえもん:知らなくて良いんだよ

ゼクロス:というわけで!

ドラえもん:次回を待て!

二人:いきなり終わりかよおおお!!!

 

episode3「二度目の魔法VS科学」

「・・・別世界最強決定大会、第一回戦の相手は・・・魔術師の卵『サリー』だ」

のび太はそう言い放つとステージに一人の少女が上がってきた

「・・・どっかで見た事が・・・無いか」

と呟くと杖を掲げていた

「では始める!」

のび太は試合を始めた

「ファイアボール!」

サリーはいきなり魔法「ファイアボール」を発動した!

「はい、ジャイアン」

何とドラえもんは武を盾にした!

「え、ちょっ、待っ!ギャアアアァァァァァッ!!」

小さい爆発が起こり武は黒焦げになりその場に倒れた

「・・・見たからには初級魔法みたいだけど・・・かなり強くない?」

「言い忘れたが・・・あいつは強い魔力を持っててな、あいつの初級魔法は中級魔法以上上級魔法以下の威力を持っている・・・強敵だ」

ドラえもんにいきなりのび太は彼女について説明した

「よくそんな事を知っているね」

「連れてく以前に話を聞いてな、それでだ」

ドラえもんの質問にのび太はそう答えた

「あの子が何故初級魔法しか覚えていないのか見てて分かったよ」

「そうだろう」

「それよりも戦いに集中しろ」

二人が会話してる時にカイゼスはドラえもんを一括、試合に集中させた

「まだまだ!ウォーターブレード!!」

サリーは今度は「ウォーターブレード」を唱えた!水が巨大な剣を描きこちらにまっすぐ向かっていた

「ひらりマント!」

ドラえもんはそれをひらりと返した

「・・・・やるじゃない、少し腹が立ってきた・・・」

ウォーターブレードは地にぶつかり水飛沫が舞った。

「・・・召還していい?」

ドラえもんの言葉に

「それが無くても勝てると思うが?」

とシュヴァイツは答えた。

「・・・しかし相手は強敵だぞ?」

カイゼスはそう呟いた、いくら彼らの方が戦闘能力は高くても魔法で倒されるのがオチだ。

「・・・すまない!皆!」

ドラえもんはそう叫び大剣を掲げた

「・・・貴様・・・まさか・・・『帝王』関係か?」

のび太はそう呟いた


「君にとっては大先生にあたる人物を召還させてあげるよ」

ドラえもんは召還術を唱え始めた

「大先生?」

サリーはそう呟いた

「それは・・・神滅者・新羅隆司の仲間・・・」

「いくぞ!とある異世界最強の魔術師!『リスティル』!」

と彼が唱え終わると赤髪の女性が現れた・・・それは

「・・・何のよう?」

歴代神滅者の仲間の一人にして彼らの子供心をズタズタにした最悪の大人「リスティル」だった

「『アイン・ソフ・オウル デッドエンドシュート』放ってやってください、あの自分の魔力に溺れている少女に」

「ええぇぇぇ!?何ですってえええええ!!!」

ドラえもんの言葉にサリーは激怒した!

「何で?何故、あの歴代神滅者とグル(?)のあんたと」

リスティルの言葉に

「SDガンダムシリーズ好きって事、ばらすよ?」

「・・・分かった(ちっ)」

ドラえもんは脅しで自分の言葉に従わせた

「・・・イングラムとクォヴレーを脅して編み出したこの魔法受けてみる?」

彼女はとんでもない発言をすると杖を掲げた

「テトラクテュス・グラマトン(神の代行者)!」

彼女がそう叫ぶとサリーの周りに数々の魔方陣が発現した!

「な、何これ!?」

動揺するサリー

「時の流れを垣間見よ!アイン・ソフ・オウル デッドエンドシュート!」

ぶっちゃけそのままであった

「安心して『手加減』してあるから」

彼女の言葉はサリーにとっては冷たく感じた

「回避できない!」

魔方陣は発光、光の球状のエネルギーが出てくると

「きゃあああああっ!!」

全て命中し、彼女はその場に倒れた

「魔法はね・・・覚えるもんじゃない、編み出すものよ」

「そういうあんたは?」

「食らいたいか?」

「ごめんなさい」

<編み出すもの・・・>リスティルとドラえもんの会話を聞きながら彼女は気絶した

「勝者、ドラえもん」

のび太はそう言い放った

「・・・じゃあ還る」

「もう?」

彼女は一言だけ言うと自分の世界に帰って行った

「・・・あっけなかったね、これじゃすずらんさんに申し訳ないな」

「すずらんさんって誰!?」

ドラえもんの楽屋裏ネタに総員は突っ込んだ、そこへ

「茶番はそこまでにしろ、次の相手との試合前に準備を万端にしておけ」

のび太は彼らにそう言い放つとその場から去った

「・・・のび太君・・・やっぱりおかしい」

ドラえもんがそう呟くと

「それよりも俺を回復させてくれ!」

ジャイアンはそう叫んだ

「安心してくれ、例え君とスネ夫君が死んでもちゃんとタイム風呂敷で生き返らせるから」

「「恐ろしい事を平然と言うなよおぉぉぉっ!?」」

ドラえもんの言葉に武とスネ夫は突っ込んだ、彼は冗談で言ったつもり・・・だが、その「例え」は後に現実となる事に・・・

続く

〜オマケ〜

リスティル

詳細:製作中のゲーム「機動猫型ドラえもん〜kaizelion〜」に出てくる真ラスボス戦限定の最強メンバーの仲間

顔立ちは美女と言えるのだが・・・「ロボット、ロボットうるせえんだよ」って言って歴代神滅者である中学生達(一部例外)を

凹ませた残酷な大人 彼女自身は「SDガンダム」シリーズ好きと人のことを言えない立場である

カイザーヴァンパイアという希少の種族の女性で暇のあまり、武者頑駄無シリーズのプラモをいじくってる内に

いつのまにか神的なプラモ改造技術を手にいれた暇・・・じゃなかった女性である

アイン・ソフ・オウル デッド・エンド・シュート

詳細:第三次αの最強(?)主人公の「クォヴレー」の「ディス・アストラナガン」の最大の必殺技 攻撃力は全主人公1、2を争う

ゼクロス:よっしゃ!すずらんさん!出しましたよ!

武、スネ夫:それよりも!何だよあの最後の文章は?

のび太:そのままの意味だ、ククク・・・

武、スネ夫:え

ドラえもん:ゲームでは半殺しだったけど、小説ではそれだけではすまないと思うよ?

武、スネ夫:嫌だああああ!助けてくれええええ!!

ゼクロス:というわけで!

ドラえもん:次回を待て!

 

episode4 「過去に大きすぎる罪を背負った少年」

「次の試合だと言ったが、今回は観戦だ・・・」

のび太はドラえもん達にそう言った。

「『あちら側』の奴らの強さ、その目に焼き付けるんだな。」

のび太はそう告げるとどこかへと去った。

「『あちら側』?」

ドラえもんはその言葉にキーワードを感じ、そう呟いた。

「僕達には特等席か・・・サービス良いね」

とドラえもんはそう呟いた、しかし特等席に座ってるのは

「ぼ、僕(俺)達だけ普通の席・・・」

武とスネ夫以外のメンバーだった・・・今回のび太は様子がおかしいだけではなく相当差別主義者的な一面を見せる。

「第二回戦を始めるぞ、相手は『シルフィー』風を操る力を持つ超能力者だ」

ステージに一人の女性が立った

「そして一方の相手は・・・」

のび太は一寸間を置くと

「いや名前は言わなくても良いか・・・何せあいつらは決勝戦に必ず突き進めるであろう奴らだからな」

と告げると、その時

「・・・」

謎の三人組が現れた・・・三人の内、二人はまるで最近のロボットアニメに出てきそうなデザインの「パワードスーツ」を纏っていた

「あれはもしかして・・・」

ドラえもんはその内一人のパワードスーツを纏っていない者を見て知っているかのように呟いた

「神滅帝王?いや、こんな大会に参加する筈がない・・・って事は・・・・あれは・・・」

「?ドラえもん、どうした?」

ドラえもんに呼びかけたカイゼス

「いや、なんでもないよ、多分」

「?」

二人はすぐさま相手の方を向いた


「さあ、奴らの圧倒的強さをその目に焼き付けるがいい」

のび太の一言で試合が始まった

「遅い!」

シルフィーは先に三人の内の一人である少年に斬りかかった!しかし

「遅い?そちらの方が遅い」

一人の少年は何と片手で太刀筋を受け止めると、刀を蹴り飛ばした

「!?」

彼の強さに驚愕するドラえもん達

「甘い!」

彼女が叫ぶと刀はすぐさま彼女の懐に戻った

「・・・超能力か」

少年はそう呟いた

「そう、私は超能力者・・・風の力を操れる・・・」

彼女は手を振りかざすと

「だから、こんな事だって出来る!カマイタチ!」

強力なつむじ風が起きると、そのつむじ風は真っ先に少年の方向に向かった

「・・・・」

つむじ風が彼に相容れた瞬間、彼のいたる所にかすり傷が出来た

「・・・何故、俺が避けなかったと思う?理由は・・・これだ」

少年はそう言い放った、すると忽ち全てのかすり傷が一瞬にして癒えた。

「じ、自己再生能力!?あなた・・・何者?・・・」

彼女の言葉に少年は

「・・・あえて言うなら過去に大きすぎる罪を背負った者、か?」

と答えた

「・・・あんたには無理だろうな」

彼は自分の背丈の1.5倍もある大剣を二本取り出し大剣での十字ポーズを構えた。

「数十キロもある大剣を軽々と二刀流で!?なんという怪力・・・」

シルフィーはそう呟くと

「踏み込みの速さなら負けん!」

いつのまにか少年に自分の懐に詰め込まれていた。

「は、速い!?」

「もらった!」

シルフィーは少年に<大きすぎる罪・・・?一体何を?>と思いながら蹴り飛ばされた

「言ったろう?決勝戦に必ず突き進めるって・・・」

のび太はそう呟くと

「シルフィー敗北・・・運が良いなお前ら、お前達ではなく彼女で」

と言い放つと何処かへと去った。

「・・・彼らと決勝戦でか・・・」

ドラえもんはあの三人を見つめながらそう呟いた、彼には一瞬迷いが感じられた



続く




〜オマケ〜

三人

詳細:episode2参照

ゼクロス:次々に出すぜ!最後のオリキャラ戦には替え歌の歌詞つきだ!

ドラえもん:何故に替え歌?

武、スネ夫:何の替え歌?

のび太:「GONG」とか「戦士よ、立ち上がれ」らへんか?

ゼクロス:多分な、というわけで

ドラのび:次回を待て!

 

episode5「敵を撃ち抜けガン・ファミリア」

「・・・第三回戦、宮古葉月戦を始める前に・・・」

のび太は一寸間をおくと

 

「宮古葉月、あんたは超能力者のようだが、ただ物を持ち上げるだけ『など』では難しいぞ、これをやる」

拳銃を6個も取り出すと、ステージに放り投げ、綺麗に彼女の周りに着地した

 

「何故、6個も?」

「・・・その力でオールレンジ<全方位>攻撃を仕掛ける事が出来るかなと思ってな・・・」

宮古はのび太の言葉に

「応用すれば出来ると思う」と答えた

「では始める」

のび太の一言で試合は始まった

「超能力?どうせドラえもんの道具みたいにイカサマ使ってんだろ!!」

武は彼女に殴りかかった、しかし

「お、おろせ!うわあああ!!」

武は宙に浮かび、超能力の力で味方側に放り投げられた

「ひらりマントー」

ドラえもんはひらりマントを取り出しあろう事か

「ホームラン!」

武を彼女の方にまたも放り投げた

「じゃない」

と易々と回避し

「いてええええ!」

武は地に落ちた、余談だが体の方から着地したので頭には軽く当たっただけだった。

「本当に仲間?」

彼女は先程の光景でそう呟いた

「結構、大した事ないね」

ドラえもんの言葉に

「・・・許さん・・・」

怒りを露にし六つの銃を浮かばせた

「まさか・・・」

ドラえもんの勘は当たった

「オールレンジ攻撃!」

と彼女が言い放つと超能力でドラえもんの全方位を銃で囲むと引き金を引いた。

「・・・く、くそ・・・・何てね」

ドラえもんはポケットから瞬時に「バリアーポイント」を取り出し発動、被弾せずにすんだ、もし一秒遅れていたら被弾していた所だろう。

「・・・さ、さすがドラえもん氏・・・こちらの世界でも」

彼女はそう呟いた

「・・・しかし、あのオールレンジ攻撃を連発されたら厄介だな・・・」

ドラえもんは被弾せずに済む作戦を考えてる時

「思ったんだけどさ・・・・」

はる夫がドラえもんに喋り掛け

「オメガフォームになれば完勝なんじゃないか?」

安雄の言葉にドラえもんは

「・・・あんまり使いたくは無いな・・・正々堂々の勝負がしたいから・・・」

と言い放つと、謎の道具を取り出した

「それは?」

安雄の言葉にドラえもんは

「Ωフォームに変身する時、態々道具をいっぱい持っておかなくちゃいけないから一つにまとめたんだ・・・その名も・・・」

ドラえもんはその道具を掲げると

「Ωギアさ!」

とどこかで聞いた事のある用語に似た言葉を放つと変身をし始めた

「変身!」
"change omega form"

「いくぞ!」
ドラえもんは瞬時に彼女の懐に踏み込んだ!

「こちら側の世界では、パワーアップを!?」

彼女は慌てて全銃の引き金を引いた、だが

「無駄だよ!」

Ωフォームとなったドラえもんには拳銃など玩具にしか過ぎなかった。

「・・・流石です、こちら側でも強いようですねドラえもん氏」

彼女はそう呟くと動きを止め

「はぁ!」

ドラえもんに素直に場外へ突き飛ばされた。

「・・・勝者、ドラえもん」

のび太は試合の判定を終えると

「やはり彼女では太刀打ちできなかったか・・・それもその筈かもしれないな」と呟くと、またその場から去った

「・・・ふぅ、このままじゃ順調に優勝できるんじゃないかな」

ドラえもんは余裕な表情でそう言い放った

「だけど、あの二回戦の奴ら相当手ごわそうだぞ」

安雄はドラえもんに向かいそう言った、確かに「第二回戦」の彼らは相当の手練だ

「それでも・・・僕らは勝って見せるさ」

ドラえもんは前向きにそう言い放った


続く


〜オマケ〜

Ωフォーム

詳細:「ドラえもんRPG〜ドラ戦記〜」参考
ステータスはこんな感じ

馬力:160
速さ:150(高速移動時:3000)

蛇足、高速移動時のスピードがあまりにも速すぎるのでΩフォームの場合、装着時ドラえもん自身の装甲や冷却機能を

大幅に強化させている。

 

ゼクロス:次は・・・誰にしようか

のび太:もうネタ切れか・・・じおすさんが一人考えてくれてるらしいから良いんだが・・・

ドラえもん:困難になっちゃうね

のび太:まぁ時と運に任せるとしようか、まぁ、というわけだ

ドラえもん:次回を待て!

 

episode6「石頭で亀の甲羅を砕けるか」

「答えは出来るかもね」

「楽屋裏ネタを使うな!」

ドラえもんの言葉にのび太は突っ込んだ

 

「第四回戦、お前らの相手は亀お・・・ぐはあぁ!!」

のび太は何者かに突進され押しつぶされた

「・・・ガキ、今度その言葉を言ってみろ・・・押しつぶしてやるからな・・・」

と亀の甲羅のような物体を背負ってる(?)一人の男が現れた、彼の名は「木村雄郎」ある交通事故をきっかけに

人間離れした力を身につけた者だ。

「訂正する・・・第四回戦の相手は『木村雄郎』・・・とある事情で亀お・・・じゃない亀の能力を持つ事になった男だ」

とのび太は何事も無かったかのように立ち上がった

「・・・亀の甲羅、何で背負ってるの?」

ドラえもんは問うと、彼は

「背負ってるんじゃない!背中から外れないんだ!どこかのクソエセ医師が俺をこんな体にしたんだ!」

と激情しながら答えた

「茶番は終わりだ・・・さっさと試合を始めろ」

のび太はどこかで聞いた事のある口調で言い試合を始めた

「その甲羅がどれだけの物か、見せてもらうよ!」

ドラえもんは大剣で二本同時に斬りかかった!

「そんな物では、この甲羅は壊せんぞ!・・・悲しい事にな」

しかし弾かれ、甲羅自体も掠り傷しか与えられなかった!

「チィッ!硬!」

ドラえもんは軽く舌打ちをするとそう言った

「俺はこの大会で優勝して願いを叶えさせる!」

亀おと・・・じゃなかった木村は転がりながらドラえもんに突進していった

「え、願いが!?そんな事知らないよ!?」

「お前、パンフレット見なかったのか!?」

「何だっ・・・うわあああ!!」

話に気をとられ攻撃を諸に受けた

「話に気をとられるからだ!」

木村は攻撃を受け地面に倒れたドラえもんを見下しながらそう言い放った。

「まだだ!まだ終わらないよ!」

ドラえもんは立ち上がった

「・・・どこかで聞いた事があるな、それ」

のび太は立ち上がったドラえもんにそう突っ込んだ

「その亀の甲羅・・・外せないなら壊すまでだ!」

「(ありがてえぇぇ!!・・・なわけないだろう!!)」

ドラえもんは大剣を掲げると

「バニティリッパー召還!」

ドラえもんはサイバスターのディスカッター・フル改造名「バニティリッパー」を召還、装備した

「いくぞ!」

ドラえもんはバニティリッパーを構えると

「僕の新技受けてみろ!」

とどこかで聞いた事のある口調で叫びバニティリッパーで突くポーズを取ると、魔方陣が描かれた!

「必殺!ドオォォラシック!バスタアァァァーッ!!」

魔方陣にバニティリッパーを投げ飛ばした、すると投げ飛ばされた剣は青い龍を模った炎になり木村の方向へ向かっていった

「お前、何でそんな事ができるんだよ!?」

木村が動揺した

「いっけえぇーっ!!!」

ドラえもんはその炎を纏い木村に頭突きを仕掛け

「うおぉぉぉーーーっ!!」

木村の甲羅に激突した!

「こ、甲羅が!?」

甲羅は段々とヒビが入っていき

「たあぁぁぁぁーっ!!」

甲羅は見るも無残に破壊され

「うわあぁぁぁ!!」

木村も場外へ突き飛ばされた!!

「・・・こいつ・・・いつかはこういう突撃技をやると思っていたが・・・こんな形で・・・」

のび太は先程の光景を見てそう呟いた

「ふぅ・・・」

そのバニティリッパーは元の剣に戻り、ドラえもんはそれを拾い上げた。

「こんなんじゃ、じおすさんが怒るね、まぁあの前々回で実際抹消さんに怒られたしね」

「じおすさんと抹消さんって誰!?」

「・・・よくそんなネタが連発できるな、オイ」

ドラえもんの楽屋裏ネタに総員が突っ込み、安雄も追加で言い放った

「・・・勝者、ドラえもん」

のび太は一言だけ言うと、その場から去ろうとしたその時

「待ってくれよ」

「・・・何だ」

のび太はドラえもんに呼び止められた

「・・・何で願いを叶える事、説明しなかったの?」

ドラえもんの質問に彼は

「説明はしようとしたが、どうしても言葉が思いつかんのでな」

と簡単な理由を述べ、そう答えた

「あ、そうそう・・・」

「ん?」

「次の相手は・・・ヒーローvsヒーローという形式になるぞ」

とのび太は言うと、その場から去って行った

「・・・ヒーローvsヒーローか・・・最強のヒーローは僕だと思い知らせてやる・・・」

ドラえもんは自信満々にそう呟いた


続く


〜オマケ〜

バニティリッパー

詳細:劇中でも説明した通り、サイバスターのディスカッターをフル改造した時の名称である。

簡単に言うとディスカッターがパワーアップした後の名前

ディスカッターと同じくアカシックバスターや乱舞の太刀が放てる

 

ドラシックバスター

詳細:ぶっちゃけサイバスターのアカシックバスターのパクリ
攻撃方法はサイバスターとあんまり変わらない(ただしサイバスターの場合は鳥を模った炎を纏い変形し突撃)
変身すればもちろん威力は大幅に上がる
ちなみにZOソードの正式名称、SRXのプラモ買って知りました
正式名称は実際、口に出すと言い難(にく)いです

 

ゼクロス:じおすさん、申し訳ありません、そしてアルタさん、抹消さんにも申し訳ありません、本当にごめんなさい

ドラえもん:あれじゃ怒られるのも当たり前だよ!

ゼクロス:俺の腕不足だから、仕方ないんだ!

のび太:言い訳をするな!見っとも無いぞ!

ゼクロス:お前もな!

のび太:グ!

ゼクロス:次は・・・替え歌歌詞付きでお送りいたします!

のび太:というわけだ

ドラえもん:次回を待て!

 

episode7「ヒーローとヒーローの対決は王道か?それとも」

NOBI出演記念コーナー 「替え歌行きまーす」

のび「曲は『戦士よ、起ち上がれ』の替え歌で」

ドラ「『英雄(ヒーロー)よ、起ち上がれ』です」

のびドラ「それではどうぞ!」

 

「英雄よ、立ち上がれ」

勇ましい姿が 英雄<ヒーロー>には良く似合う
正義を胸に 起ち上がれ
悪と戦う為 悲しい事もあるだろう
今は戦いが起きても 未来の平和があれば良いのさ
戦いの虚しさを 人々に伝えながら
正義を込めた一撃で 敵を討て
鈴を鳴らそう 平和へ向かって 明日へ

 

ドラのび「それでは始まります!」




「ククク、これは面白い戦いになりそうだ・・・」

のび太がそう言い放つと一人の少年がステージに上がった。

「変身!」

少年はリストバンンドを掲げた、すると少年に赤を基調としたスーツが纏われた。

「・・・へぇ準決勝戦は別世界ののび太君か・・・それなら!」

ドラえもんはΩギアを取り出し装着すると

「変身!」
"change omega form"彼も変身した。

「では・・・・準決勝戦別世界の俺、仮面ライダーNOBIとの戦いを始めよう・・・果たして勝つのは力のドラか?それとも・・・?」

彼は最後に意味深な言葉を残すと、試合を始めた。

「いくぞ!とりゃあぁっ!」

のび太はドラえもんに殴りかかった!

「甘いね」

しかし、ドラえもんに簡単に受け止められた。それもその筈、戦闘能力ならロボットである彼の方が圧倒的に上だった。

「よく、そんな力でヒーロー何てやってられるね」

「うるさい!」

ドラえもんの挑発的な一言にのび太は激情し、また殴りかかった。

「君が僕に勝てる確率は万に一つも無いよ」

しかし、同じようにまた簡単に受け止めた。どこかで聞いた事のある台詞だが気の所為だ。

「・・・ふ、君にヒーローが誰に相応しいか思い知らせてあげるよ」

ドラえもんは「パーフェクトオメガブレイカー」を掲げ、ある武器を異世界から召還した。

「あの時使わなかった、ゾル・オリハルコニウムソード<Z・Oソード>の力、見せてあげるよ」

それはアストラナガンの剣「Z・Oソード」だった、更に彼は武器を片刃から両刃に変化させた。

「負けたくなかったら・・・抵抗してみせるんだ」

ドラえもんは挑発的な一言と同時にZOソードを構えた。

「はあぁぁぁ・・・っ!!」

すると彼の拳が光に溢れた。

「食らえ!ホーリーガントレット!たあぁっ!!」

のび太は「ホーリーガントレット」を放った!

「全く・・・君ではこの僕に勝てないと言う事が分からないのかい?」

だが、ドラえもんにまたも簡単に受け止められた。

「ちっ!」

のび太は舌打ちをすると剣が描かれているカードを取り出し、上空に放り投げた。するとカードから剣が出てきた。

「ふ!」

のび太は空中を舞っていた剣を手に取った。

「剣で僕に勝負するのかい?無理だね、諦めろよ」

ドラえもんのあまりのも冷たい一言の連発に彼は

「うるさい!黙れ・・・黙れえぇぇーっ!!」

のび太は怒りに任せドラえもんに斬りかかった!

「いくら別世界の君でも・・・僕は見損なったぞ!うおぉぉーっ!!」

のび太はドラえもんに容赦なく攻撃を仕掛けているが、どれも全て受け止められた。

「ヒーローに大切なものは・・・優しさも正義の心でも無い・・・力さ!力が無いヒーローは強力な悪とは戦えもしないし、

ましてや人助けなんて無理だ!」

ドラえもんはそう言い放つと、彼の攻撃を見切り、殴り飛ばした。

「うぅ・・・!」

殴り飛ばされ倒れたのび太だったが、直に立ち上がった。

「・・・全く、その程度か・・・結局ヒーローになっても全然変わらないね」

ドラえもんはまたも冷たい一言を吐き捨てた、今回のドラえもんはまるで別人のように豹変していた。

「・・・うるさい・・・僕は・・・僕は!!」

のび太は剣を構えた。

「例え力が無くても・・・人を・・・世界を救いたいんだ!」

するとのび太の剣から光が発せられ、それは巨大な刃となった。

「・・・本気を出すのかい?じゃあ、僕もそれに答えよう!」

ドラえもんはZOソードを元の世界に還すと、今度は別の武器を装備した。それは「パーフェクトオメガブレイカー」だった。

「もう一人の俺・・・圧倒的に不利だ・・・それにあのドラえもんの態度・・・まさか何かを試してるのか?」

司会者であるのび太はそう呟いた。

「君のような・・・君のようなヒーローに負けてたまるかああぁぁぁーっ!!超必殺!シヴァ・オブ・スパーダアァァァーッ!」

巨大な光の刃がドラえもんを捉え、斬りかかる!

「いくぞ!奥義!ドラグネスドライヴ!」

"Dragness dlive"「パーフェクトオメガブレイカー」が赤く輝き、のび太目掛けて斬りかかる!

「「はあぁぁぁーっ!!」」

同時に攻撃を仕掛けた、その瞬間の余波は凄まじくこの大会に参加している殆どの人間が吹き飛ばされそうになった。

「くそう!」

攻撃は相殺され、のび太は武器を弾かれ、倒れた。

「ふ、君だけだよ・・・武器を弾かれたのは・・・つまり弾かれる程、君は未熟だと言う事さ」

ドラえもんはパーフェクトオメガブレイカーをしっかりと手に取っているまま、彼を見下しながらそう言い放った。

「う、うるさい!力を全てと考える君よりはまだマシだ!!」

「それがまだまだだと言うんだ・・・」

のび太は会話を交わすと、立ち上がった。

「ヒーローに大切なのは力だと言う事が分からないのか?全く・・・」

ドラえもんは挑発的に冷たい一言を吐き捨てた。

「僕はそれでも人を・・・世界を救いたいんだあぁぁーっ!!」

のび太は叫びと共に上空へ飛び上がった!

「・・・それなら、その意思があるかどうか僕に思い知らせてみろ!」

ドラえもんはパーフェクトオメガブレイカーを置くと「バニティリッパー」を召還、装備した。

「必殺!シャイニングスマアァァーシュッ!!」

のび太はドラえもん目掛けて、そのまま飛び蹴りを放った。

「いくぞ!ドォラシック!バスタアァァァーッ!!」

バニティリッパーで魔方陣を発現、剣は青龍を模った炎に具現化し、のび太へ一直線に向かっていき

「はあぁぁぁーっ!!」

ドラえもんはその炎を纏いのび太目掛けて頭突きを放った。

「「たあぁぁぁぁぁーっ!!」」

ドラえもんとのび太の技は同時に激突した。

「うぅ・・・おおぉぉぉーっ!!」

「はあぁぁぁーっ!!」

まだ技同士の激突は続いていた、しかしのび太は少し押され気味だった。

「たあぁぁぁぁーーっ!!」

「う、うわああぁぁぁっ!!」

ついにのび太は弾き飛ばされ、倒れた。

「・・・そのまま寝る気かい?のび太君?」

のび太は彼の言葉に反応したかの如くフラフラと起き上がった。

「ぼ、僕は・・・君にヒーローは力だけじゃ人は守れないって事を教えてやる!うわああぁぁぁーっ!!」

のび太は一直線にドラえもんの元へ駆け出した。

「その意気だ、のび太君」

ドラえもんもまた駆け出した。

「いくぞ!ドラえもん!」

「来い!」

かっこつけてるつもりになって

「はぁっ!」

「甘い!」

大事な事は全部置き去りしちゃって

「食らえ!」

「うわ!」

自分で自分を苦しめているシュウジン

「くそ!」

「は!」

そんな僕にサヨナラさ Transformation

「はぁ・・・はぁ・・・く・・・!」

闇が怖くてどうする?

「もう疲れたのかい?それじゃヒーローとは言えないね」

アイツが怖くてどうする?

「ヒーローだって人間だ!疲れないヒーローがどこにいるんだ!」

足踏みしてるだけじゃ進まない

「それも、そうだね・・・君にしては最もな事言ったね」

男なら誰かの為に強くなれ

「まぁ僕もそれは例外じゃないけどね・・・では再開だ!」

「いくぞ!」

歯を食いしばって 思いっきり守りぬけ

「はぁ!」

「たぁ!」

転んでも良いよ また立ち上がれば良い

「君の世界を守りたいという意思が弱くない事を僕に証明してみせろ!」

「え・・・?ドラえもん、もしかして君は?」

ただそれだけ出来れば 英雄さ

「たあぁぁぁーっ!!」

ドラえもんはのび太を思いっきり殴り飛ばした!

「うわあぁぁぁーっ!!」

のび太は場外へと殴り飛ばされた・・・

「・・・ふん、あいつ・・・別世界の俺をそこまで・・・」

司会者ののび太はそう呟いた

「・・・のび太君」

ドラえもんは倒れたのび太に呼びかけた

「あんな事言ってごめんよ・・・君が本当にヒーローらしく・・・そして世界を守る意思が強いか試したかったんだ」

ドラえもんは彼に自分が何故あんな言動を取ったのかを激白した。

「そうか・・・でも、君の言葉も一理ある・・・確かに力が無ければ悪とは戦えない・・・」

のび太の言葉に彼は

「・・・のび太君・・・ヒーローに大切な物って何だと思う?」

「え?」

とのび太に呼びかけた。

「それは力に溺れない意思と・・・当たり前かもしれないけど・・・・正義の心さ、ヒーローは悪にも成りかねないから・・・

その点に関しては最強の悪とも言えるからね・・・」

彼の言葉を聞いたのび太は<最強の悪・・・か・・・ヒーローが・・・>と思いながら気絶した。

「人間にもいろいろな性格の奴がいるように、ヒーローにもいろんなヒーローがいる・・・って事か・・・」

彼はそう呟くと珍しく判定もしないで、その場から去った。

「・・・次はあいつらか・・・『向こう側』も・・・中々良い奴らばかりだ・・・」

決勝戦の相手の一人は彼らを見てそう呟いた。




続く




〜オマケ〜

ゼクロス:つ、疲れた・・・

ドラえもん:よく、あんな影響受けすぎだと思う部分を書けたものだ

のび太:そうだな・・・まぁそんな事はどうでも良いさ

ドラえもん:次は「あちら側」の彼らと対決だね、というわけで

三人:次回を待て!

 

この話は続きます。

 


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