バトル・ドライアル

太郎さん

 

序章

時は2050年

2011年アナログからデジタルに変わって、テレビの視聴率は過去最低

平均視聴率0、5パーセント。

これ以上の低視聴率を恐れたテレビスタッフは、ある番組を作った。


バトルロワイアル


某人気アニメの登場キャラを殺し合わせるという今までにない番組を作り上げた。
第1回バトルサザエアルでは、平均視聴率63パーセントを記録。

乗りに乗ったテレビ局は、ついにあのアニメを殺し合わせる事になった。

 

参加者

1、ドラえもん
2、野比のび太
3、源静香
4、剛田武
5、骨川スネ夫
6、出木杉英才
7、野比のび助
8、野比玉子
9、ドラミ
10、セワシ
11、安雄
12、はる夫
13、ジャイ子
14、ムス子
15、スネ夫ママ
16、静香ママ
17、ジャイママ
18、先生
19、神成さん
20、月形まる代
21、花賀さき子
22、ドラ・ザ・キット
23、王ドラ
24、エル・マタドーラ
25、ドラリーニョ
26、ドラメッドV世
27、ドラニコフ
28、ノビスケ
29、スネツグ
30、スネ吉
31、ズル木
32、茂手もて夫
33、小池さん

【残り33人】 

 

第1章

「おい、どう言う事だよ!」

集められた33人、皆起きたらどこかの教室につれてこられたのである。

「そうよ、ここどこよ!」

口々に叫んでるのは剛田兄弟だった。

「ドラえもん、これ、どうゆうことなの?」
「僕にもわからない」

 この教室に集められた33人の共通点は、皆がドラえもんのキャラであるということだ。

そして、黒板には、1メートルほどの名簿が貼ってあった。集められた33人の名前が名簿に書いてあった。

 皆の不安が積もりに積もった時、ある男が行動に出た。
硬く閉ざされたドアに向かったジャイアン【登録番号4番】は、思い切り蹴りを一発決めた。

その瞬間に、教室のドアがガラリと開けられ、大柄な男が現れた。

「こら、剛田ドアを蹴るんじゃない」

そう言って、その男は教壇の前に出て、また一言言った。

「はい、着席」

皆が恐る恐る、地面に座った。

「おい!どうなってるんだよ!ここどこだよ!」

そんなジャイアンの言葉を無視し、男は黒板に向かってある言葉を書いた。

 

【BR】

 

「皆さん、この言葉を聞いたことはありますよね」

少しした静寂の後、1人の男が震える声で言った。

ズル木【登録番号31番】だった


「ま、まさか……これって」

「今日は皆さんに殺し合いをしてもらいます」

また静寂が走った。

「バトルドライアルと言った番組を作ろうと思っていてね」

「ふ、ふざけんな!」

ジャイアン【登録番号4番】が、さっきの3倍はあるほどの叫び声を出した。

「私は大真面目ですよ」

「そんな…………」
ジャイアンは力をなくしたように地面にひざをつけた。

「そうだ、忘れるところだった、転入生が何人か居ます、映画キャラは集めるのは難しかったんでね」

すると、何人かの人がドアから入ってきた。皆、抵抗もしていなかった、と言うよりあきらめたというような感じだった。

せいぜい20人くらいだろうか、皆見たことのあり、一緒に冒険をした人も居た。

「新しく作った生徒名簿配ります、後ろに配ってね」

のび太たちに配られた名簿は、黒板に貼られた33人以外の名前は、

34、ロップル
35、クレム
36、ペコ
37、エル
38、美夜子
39、満月博士
40、リルル
41、ククル
42、チッポ
43、サピオ・ガリオン
44、ジャック
45、ベティ
46、グースケ
47、ミルク
48、ポコ
49、ジャンヌ女王
50、イチ
51、チーコ
52、ダク
53、ブルタロー

 

「さて、全員揃った所でルールを説明します」

「ちょっと待て!」

神成【登録番号19番】が、勢いよく叫んだ。
「なんですか?」

「説明してくれ、なんでそんな殺し合いなんかに参加しなければならないのだ!」

皆が少しだがうなずいた。

「お前ら、テレビ舐めてるだろ、舐めるのはいいよ、でもこれだけは覚えとけ、人生はドラマです。
 皆で必死になって戦って、いいドラマを作り上げましょう」

のび太【登録番号2番】は思った。

何言ってんだこいつ、頭おかしいんじゃねえか?

「じゃあ皆さんにビデオを見てもらいます。」

その大柄な男はリモコンを持って、電源を付けた。

『皆さんこんばんは、皆さんは今年度バトルロワイアルアニメに選ばれました、おめでとうございまーす』

有名なニュースキャスターがうざったいくらいに能天気にしゃべった。

『皆さんは、15kuほどの島に来ています、もちろん皆さん以外に誰も居ません、そこが皆さんの戦場なんだけど、
 ここで問題なのが、皆さんが首につけてあるその首輪で〜す。 その首輪は、完全防水で絶対に外せませ〜ん。

1日4回放送が流れ、禁止エリアが言われます。

 その時間になってもまだ禁止エリアに残っている人がいたら、首輪はドカンッと、爆発しちゃいます』

誰も何も言わなかった。

『あぁ、それとこの首輪には小型カメラと盗聴器が付いてあります。

 それどころか、この島全体に監視カメラを大量に設置してありますので、不審なことをしている人は、
 即座に首輪を爆発させますので、機をつけてくださいね』

その瞬間だった。

その大柄な男が突然ナイフを取り出し、

「こら、スネツグ、私語は禁止だぞ」

軽い口調でそう呟いたと思ったら、

その男はナイフを思い切り投げた。

ヒュッと、空を切る音がしたと思うと、スネツグ【登録番号29番】の額にナイフがザックリと刺さった。

小さな体が、ゆっくりと倒れ、ノビスケ【登録番号28番】が

「うわああああああ」
と叫ぶのを引き金に、

「ぎゃー!」
「きゃあああああああああ」
「助けてくれぇ!」
と、皆が叫び教室のドアに向かって走った。

のび太も、ドラえもんも、戦時中に食べ物に群がる少年たちのように、一刻も早く家に帰りたいと思い、教室の外に出ようとした。

出木杉【登録番号6番】以外は。

しかし、突然軍隊のような人間が5人ほど現れ、天井に持っているアサルトライフルを乱射し始めた。

「はーい、皆着席しなさい」

 

「スネツグー!」

スネ夫【登録番号5番】は、もう死んでいるスネツグに向かって、泣き叫んだ。

 

「早く着席しなさい」

冷たく言い放った。

「貴様ぁあああ」

今にも襲い掛かりそうなスネ夫をブルタロー【登録番号53番】が止めた。

「お前まで殺されてしまう!」

「はい、ビデオを続けます」

『皆さんには、この教室を出るときに、このディバックを持っていってもらいます。

このバックの中には、水と食料、コンパスと名簿。そして、武器が入っています。中に入っている武器は、ランダムです。

これは、ハンデをなくすためで〜す』

すると、大柄な男はビデオを止めた。

「それでは、1人ずつ名前を呼びます。そしたらこのバックを持って、外に出てください。
 ここはすぐに禁止エリアになるから、あんまりウロウロしないほうがいいぞ」



「それじゃ、名前を呼ぶぞ登録番号1番、野比のび太君」

 

第2章

ゲームスタート60分後

53人全員が教室から出て行った。


「……」

 その大柄な男(本名は坂口昆発と言う)は、バトルドライアルの管理室のゆったりとした大きなソファーに座りながら名簿を眺めていた。

「…………ねぇ、……そう、君、………前回の優勝者ってだれだったけ」
「たしか、タラオだったと思いますよ、火炎放射器で20人ほど焼死させました」

「じゃあ今回の優勝者は、出木杉あたりかな」

 そういいながら、インスタントコーヒーに手を伸ばした

その時だった。

 どこか遠くでぱらららと、マシンガンの銃声が聞こえた。
実際には、島にある監視カメラからの音声だったのだが、まぁそんなことはどうでもいい。

そして、1人の男が言った。

「登録ナンバー14番、ムス子が死にました」




「いったいどうなってるんだよ!ちきしょう!」

 はる夫【登録番号12番】は、ある南の森林で支給された武器……トイレットペーパーを握り締めて歩いていた。

特に持っていたからといってなんのメリットもないのだが、なにかを握ってるとそれだけで安心できる気がする。

…多分

はる夫には2つ疑問があった。まず、ここはどこなのか、そしてこの状況だ。
ついでにこのトイレットペーパー。

「帰りたい、帰りたい、帰りたい、帰りたい」
と早口で呪文のように早口で唱えて、とにかく歩いていた。

とにかく、誰かに会いたい。

はる夫の場合は、恐怖より孤独に取り付かれているのである。

「安雄……」

皆で脱出するんだ。

皆で、

気づけば海が見えた。

……ここから泳いで帰れたらどんなにいいか……。ふらふらと、海にむかって歩いた。

 岩がごつごつとして歩きにくかったが、なんとなく海が見たい。

海の目の前まで来て、波が靴に当たって冷たい。

ここらで1回深呼吸。

その瞬間ぱらららと、古びたタイプライターのような音がした。

当然はる夫はタイプライターなんて知らないが。

勢いよく体が吹き飛んだ。

 まるで車に轢かれたときのように、2、3メートル。地面に倒れるころにははる夫はもう死んでいた。
7発体に弾丸が埋め込まれたからだ。

 はる夫が死んだのはムス子が死んだ20分後だった。

はる夫が正常だったらムス子を貫いたイングラムM10の銃声が聞こえて、少しでも遠くまで逃げれたはずだった。

出木杉【登録番号6番】は、もうすでに死んでいるはる夫死体が握り締めているデイバックには目もくれず新たなる目標を探しに行った。






なんだったんだ、今の音は……。

 イチ【登録番号50番】は、まさに出木杉がたった今2人の人間を殺めた海に来ていた。

 懐中電灯で水平線を照らした。

「きれいだなぁ」
自分にしか聞こえないくらいの小さい声でつぶやいた。新しい星を見つけて平和に暮らしていたのに……。

イチの目には涙が浮かんでいた。

すぐに涙を拭いまた歩き出した。波に沿って。

こんなにのどかな島なのにな〜、皆どうしてるんだろう。タグやブルタロー、チーコは……いかん、また泣けてくる。

 早く朝にならないか、暗いと何も見えない。

すると森林の方からガサガサと、あきらかに人間が草木を掻き分ける音が聞こえた。

 ビクりと、イチはその音が聞こえるほうを向いた。

ふっ、俺を殺したいのか、殺したいなら全力でかかってきな、俺は手加減しねぇぞ。

 イチはCZE CZ75 を握り締め、構えた。安全装置解除、弾も全弾装填済み、来いよ、俺を殺しに来いよ……。

その瞬間、ピカリとイチの目の前が真っ白になった。

「イチ、イチだよな?」

その声は毎日のように聞いている声、ブルタロー【登録番号53番】だった。

 

第3章

 スネ夫【登録番号5番】は、さきほどはる夫が殺されたが南の海のまぎゃくの北の海に、来ていた。

分校から4km離れていた。

そして、目の前に大きな美術館があった。

まるでバイオハザードに出てきた洋館のようだ。

「あぁ、ここがE−8か……」

分校はD−4で、すぐ近くに灯台がある。灯台は目立つし、追い詰められたら一巻の終わりだ。

ってか、なんでこんなに普通にしているんだ?

目の前で弟が殺されたんだぞ?

しかし、今はそれどころじゃない、もしかしたらほかの奴等がヤル気になっていたら

どうする?

つい先ほどもよく映画で聞いたことのあるサブマシンガンの銃声が聞こえたばかりだ。

相手がヤル気ならこの支給された武器……シグザウアー P228 で殺すしかない。

でも、人を殺すことができるのか?

とにかくドラえもんや皆に会いたい。

でも、ドラえもんがヤル気になっていたらどうする?

一度実銃を撃ったことがある。

グアムに行ったときに、無理に頼んで撃たせてもらった。

シグザウアーは撃ったことはないが安全装置を外し引き金を引くだけ。
マガジン4個に14発の弾が込められていた。

とにかく、あのマシンガンのやつが現れたらやばいからこの美術館に入って夜を明か

そう。

その瞬間だった、またあのマシンガンの音を聞いたのは……。

スネ夫は2メートルほど飛び上がり、秒速20メートルほどの速さで美術館に駆け込んだ。



「うわあああああああああああ」

小池さん【登録番号33番】は森林の奥でありえないほどの悲鳴を上げた。

その理由は簡単だ。

マシンガンで襲撃されたからである。すぐさまダッシュで逃げたが、しつこく追いかけてくる。

肩にかけたバックを捨ててでも逃げたほうがいいかもしれないが、とりあえず防御になるかもしれない。

幸い被弾したのは腕に一発当たっただけだったが、出血も結構出てきた。

枝や草が引っかかって痛いが、それどころじゃない。

そこで悲劇が起きた。

 真っ暗で何も見えないし、森林の中だ。
今まで転ばなかったのは運がよかったのかもしれないかもしれないが、ここで運が切れた。

どさっと仰向けに転んだのと同時にまたぱらららららとマシンガンの銃声が響いた。
10発ほど小池さんの体に鉛が突き刺さった。

言うまでもなく絶命した。


ゆっくりと出木杉【登録蛮行6番】は小池の死体に近づき、肩にかけたバックの中を

調べた。
中に入っていたのはダイナマイト15本とCー4爆弾、そしてクレイモアだった。

出木杉は相変わらず無言無表情でちょっとした作業をした。

単純な作業だったが、この作業が後に大量虐殺につながるとは、誰も知らなかった。

【残り49人】

 

第4章

ちぇっ、なんたることだ。

 俺が微妙にドラえもんに出たばっかりに、何故にこのような仕打ちを受けなければならんのだ。

もはや浮世離れだよ!

ちょっと古風に丘のようなところで愚痴をこぼしているのはズル木【登録番号31番】だった。

深夜だったから、ほとんど何も見えない。しかし、ズル木にとっては大いに好都合だった。

なぜなら深夜なのに昼間のように明るく見える、特殊スコープが彼の支給武器だったからだ。

森林のど真ん中にある謎の丘の上でずっと待っていた。支給武器が特殊スコープだけならば、全然うれしくない。
やはり攻撃しなければいけない。

 勝ち残るために、俺は誰であろうと殺す。

殺す。

だからこのライフルを構えている。

狩る。

今俺は有利だ。やるなら今から、今すぐに、皆が混乱に陥ってるときに……。
ライフルの名前はと書いてあった。

 説明書に。
まぁ使い方は大体わかった。

サプレッサーが付いてあるので、謎のマシンガンの奴に感づかれることも多分大丈夫だろ。


その瞬間ズル木がもっともまちに待った時が来た。ガサガサッ、どこからともなく物音がした。
 ズル木の顔に満面の笑みが生まれた。

どこだ、どこにいる、少し周りをきょろきょろと見回した。

もう一度ガサガサッ

今のですべてわかった。方向も距離も。運良くライフルの銃口が向いている場所だ。
距離は5〜6m。

 スコープから除いた。

確かに誰か居る。誰か確かめる余裕はない。

別に誰かは後で知ることになるだろう

撃った。

キシュッ
と、空気がもれるような音がしてギャッと小さな悲鳴が聞こえた。

仕留めた。
さあ、俺に仕留められた第一犠牲者は誰だ?

スコープでよ〜く見た。

ズル木「はぁ?」

思わずつぶやいた。

「なんだよイノシシかよ」

そう、誰か人だと思っていたそいつは人間ではなかった。つまりいくら排除しても意味はないのだ。


まったく何と言うタイミングだ。 誰かにはめられたのか?

ちょうどいい、後に炙って食おう。俺って切り替え早いな〜。


ドスッ


鈍い音がした。
え?なに?

もう一度
ドスッと鈍い音。

なんなの?

ドサッとズル木が倒れた。

「ああああああああああああ」
思わず叫んだ。

また、ドスッと。 思わず頭を抑えた。
いまさらだが、かなりの激痛だ。

畜生!誰だ!何なんだ!

 

もう一度殴られた。
今度はグシャッと音がしたが、もうすでにズル木に意識はない。

 

 


「ごめんなさいね」

血に染まった金属バットを持ったまま美夜子【登録番号38番】は微笑みながら呟いた。

【残り48人】

 

第5章

「おい、手を上げろ」

 大きな森林で小さな声が聞こえた。 そっと1人の少年がおそるおそる手を挙げる。

手にはコルトパイソンがしっかり握られていた。

「銃を捨てろ」

次なる要求もちゃんと少年は従った。 ポイッと、3メートル離れた地面に放り投げたのだった。

「お前は誰だ?」
今度は質問だった。

「ノ、ノビスケ」
おびえた風に言った。

スネツグにナイフが刺さった時大きな悲鳴を挙げていた人、か……。


と、次の瞬間ノビスケ【登録番号28番】はバッと振り返った。

そして、振り返ったときの反動でそのままひじをアッパーに決め込んだ。……はずだったが、そこには誰も居なかった。

正確には、視界に入らなかった。

「あれ?」



「お見事………でした」
少しこもった低い声で言った。


 ノビスケの胸に深々と短刀が突き刺さした。 傷口からドクドクと血があふれ出し、地面までぽつり、ぽつりと落ちていく。

「ぁ、ぁあああ、」

がっくりとひざを立ててノビスケは倒れた。



 クンタック王子ことペコ【登録番号36番】は、汚らわしそうにノビスケを退かし、
ノビスケの放ったコルトパイソンのある所まで歩き、手に取った。







「チェケラッチョ♪
   チェケラッチョ♪

        イェイ!

         チェケラー♪
           チェケラーとしか言いようのないぐらいのチェケラー♪」

 

「オレの両親ラーメン屋♪
     毎月毎月博多ラーメン送ってくる♪
                 チェケラー♪

                   でも実家は北海道♪
                         だったら札幌ラーメン送って来い♪

                                    チェケラー♪

               オレ、最近新幹線でみかん食べた♪
                                                  チェケラー♪

                                                  でもオレのおかん実は」

 

 

 

ぱらららららら


「ギャーァアアアアア!……無念としか言いようがないくらい実に無念ザマス」

スネ夫ママ【登録番号15番】は、他界した。





 なんなんだ、さっきからわけのわからん意味不明なラップ歌ってる奴が居ると思ったら今度はマシンガンて。
やはり先生がいかんのだな、ろくな教師に教わらんとろくな大人に育たんと言うわけじゃ。

 まったく、ちょっと前はゆとり教育とかで騒がれたし、今は、なにモンスターぺアレント?
も〜、先生だって人間なんだからさ〜人の都合ばっか押し付けてくんなよ。

その点私は大丈夫だ。私は教師の鑑だ。

 そう自負している。

決して甘やかしたりしない。 かといってめちゃくちゃ厳しくするわけでもない。

例えば、一日の宿題の量で証明して見せよう。

わしは、一日に出す宿題は大体毎回同じだ。



漢字プリント42枚。
100マス計算(すべて3桁の数字)39枚。
算数プリント71枚。
スピーチを毎回課題を出して書いてきてもらう(3600字)


宿題を忘れたらグランド(200メートル)20週と、1時間廊下で逆さ吊り下げの刑だけだ。

豪快に全部忘れてきたら、真夏の場合全クラスのストープ(41個)を付けた蒸し暑い生徒処刑室で腹筋1000回すればいいだけだ。

真冬なら氷300キロ分と塩をばら撒いたプールに1人3km背泳ぎで泳ぐだけだ。

春なら十字架に貼り付け屋上のフェンスをぶち破って今にも落ちそうなところで2時間ぶら下がってればいいだけだし、
秋なんかもっと簡単、まぁちょっと放送禁止用語が結構出て来るからあえて言わないが、とにかくちょっといやな思いをするだけでいいのだ。

 まぁ、確かに今まで21人がこの処刑のせいで帰らぬ人となった(自殺含む)し、数年前わしに切りかかろうとした生徒もいたし、
ノイローゼで3ヶ月入院した生徒もいた。

 しかし、わしの教育方針には間違いがないとは思っている。
PTAから苦情が毎年1500件ぐらい来るがそんなことしったこっちゃない。


 私はゆとり教育で育ったから、皆にほかの大人のようにだめになってほしくない、だからこそ皆に勉強のすばらしさを知ってほしいのだ。

 


 だから、私はゆとり教育は大嫌いだ。

 

わしの世代は円周率は約3だった。
しっかーし、私の場合約3.14159265だ。

どうだ、すばらしいだろう!
さぁ、教師の皆さん!

 このすばらしき教育方針について行こうではありませぬか!

 

 さぁ、かなりの優等生だと思っていたのにもかかわらず人を殺すなんて鬼畜の限りなことをしやがった出木杉を
なんとしてでもころさねばならん!

 

再びバットを握りなおした。

 


ぱらららららと、またあの音がし脳に4つほど鉛の弾が突き刺さった。

こうして、ワンパク坊主、頭の狂った痛い金持ち、意味不明な駄目教師の皆さんは帰らぬ人となってしまった。

 

この話は続きます。

 

 ドラえもんキャラでバトルロワイヤルというのは良くあるパロディですよね。

かくいう私も以前このサイトで開かれました小説祭で、バトロワを書いたんですが…。
 始まり方が原作に忠実で、いきなり話にひきつけられました。

 私のよりも人数が多くて一体どんな展開になるんだろうと、とても楽しみです。
頑張ってください。

10点 まーらいおんさん

 

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