教えてしずちゃん！
前回までのあらすじ ジャイアンと父ちゃんが、知らない人達と喧嘩することに。
ドラえもん（以下ドラ）「えーと、それじゃあルール説明するよ！ この線を引いてある範囲で格闘……？ してね。
線を引いてある範囲は、四方10メートルのコート。
そこから出た人は、『宮沢賢治のクイズ』を解かないと、戦いに復帰することはできません。
クイズには何回も挑戦できるから、何回でも戦いに復帰できます」
野比のび太（以下のび）「ちょっと待ってよ、ドラえもん！ それじゃあいつまで経っても勝負がつかないじゃないか！」
ドラ「ああ、相手を何回コートから押し出せたか、その回数で勝負を競うことになってるらしいから、
その点は心配ないらしいよ、ね？ 静香ちゃん」
源静香（以下静香）「ええ。 試合時間は30分。 妥当だと思うけど？」
剛田武（以下ジャイ）「これで、遠慮なく吹っ飛ばせるってわけか！ ワクワクしてきたぜ！」
藤堂竜白（以下藤堂）「それはこっちのセリフ……。 少々勝負に物足りなさは感じるが、まあいい」
リョウ・サカザキ（以下リョウ）「つまり、このコートから押し出されなきゃ、クイズなんて茶番に参加しなくても済むってワケだな」
出木杉「でも、本当に大丈夫なんですか？ 一小学生と中年のおじさんが現役格闘家に挑むなんて」
のび「これは、テレビ番組の収録じゃないんだよドラえもん！ テレビ番組なら、アスリートの人は手を抜いてくれるだろうけど……」
ドラ「うん。見てよあの人たちの顔、殺る気マンマンだよ」
静香「それじゃあ、実況の人も来たことだし、早速始めるわよ！ 4人方、コートの中に！」
リョウ「八つ裂きにするぞ」
藤堂「足引っ張るなよ、若僧」
リョウ「おめーもな、ジジイ」
藤堂「何だと、このガイル！」
リョウ「ガイルじゃねぇ、他人の空似だ！ お前だって、藤堂猛じゃねえか！」
藤堂「違う、私は決して『ピンクソーダ』なんか行ってないぞ！」
剛田武（以下ジャイ）「見ろよ、あいつら。 何の話してんだか。 父ちゃん、あんなアメリカ空手野郎、ぶっ潰してやろうぜ」
ジャイアンの父ちゃん（以下ジャイパパ）「そ、そうだな……ブルブル」
静香「タッグマッチ『剛田親子VS藤堂andリョウ』……レディ〜〜GO！」
のび「カーーン！」
骨川スネ夫（以下スネ夫）「ちょwww お前がゴング係りかヨ」
出木杉「あれ？ スネ夫君居たんですか？」
スネ「ああ！ 地上では安雄達がカレー作ってるし、僕、蚊帳の外状態なんだよ(泣」
のび「まあ、日ごろの行いが悪いからそういう目に合うんだよ」
スネ「女子全員のリコーダーを盗んだ奴には言われたくないけどね！」
のび「何をう(怒)！ あれはねえ、別の誰かが……」
ドラ「あれ、ジャイアンの父ちゃん？ 試合は？」
ジャイパパ「見てなかったのか！？ 試合開始直後、あのガイル似の男に吹き飛ばされたんだよ」
静香「もう場外に出されちゃったの！？」
のび「しょうがないよ、だってあの人たちの強さ、アメリカ軍並だもん」
出木杉「例えはどうかと思いますが、そのようですね」
綿貫響（以下綿貫）「ゴホッ、ゴホッ……！ じゃあ、さっさとクイズに答えて、戻った方がいいんだわさ……」
スネ「ちょっとちょっと、何か知らない女の子が混じってるんだけど」
静香「あ、この人一応実況だから」
ドラ＆のび「本当に！？」
綿貫「すびばぜん……ゴホッ、ゴホ、季節性インフ……じゃない、風邪にかかっちゃって……」
出木杉「何で今、一回言い直したんですか？ 物凄く嫌な予感がするんですけど」
静香「それじゃあ、クイズ出してもいいかしら、武さんのパパさん？」
ジャイパパ「い……嫌だ！ 俺、死にたくない！」
綿貫「ダ、ダメですよぉ、ゴホッ。 そんなこと言ったら、缶ケリの鬼が延々と同じ人みたいなループが続くんだわさ」
のび「そうだよ、ジャイアン一人であんな化け物共、勝てっこないよ」
ジャイパパ「だから、俺に勝てるわけないんだ！ 母ちゃんにも勝てないんだし……」
出木杉「ああ、なるほど」
スネ「ちょwww 納得すんなwww」
静香「ちょっと、スネ夫さんうるさいから女子用のスクール水着に着替えといてくれる？」
スネ「だが断る」
のび「いい加減にしてよスネ夫！ そんなんじゃあ、また罰ゲーム受けちゃうよ！」
スネ「あ〜あ、もういいよこの流れ。 最初は、何？ ゲスト出せ？ 出しましたよ、あまりにしつこいから。
で、出したら何？ 今度は主要キャラへの罰ゲーム？ いつになったら、この負の循環は終わるんですか？
要求を飲んでも、あれ出せやれ出せ……。 しまいには、こんな知らない奴らと戦え？
もうねえ、うんざりなんだよねえ。 僕だけ、罰ゲームだし。 僕だけだよ？
あーあ、昔は良かったなあ、動画の感想言うだけだったし。 いつから、僕ら知らない人形と踊るようになったんだろうね」
ドラ「スネ夫……」
のび「骨川君……」
静香「問答無用よ。 出木杉さんにのび太さん、今すぐスネ夫さんに女子スクール水着を着せて頂戴」
のび「スネ夫、とりあえず男子トイレで着替えようか」
スネ「だが断る」
出木杉「君一人のわがままで、みんなが犠牲になるんだよ、スネ夫君！」
スネ「うるさいうるさいうるさい！ もう、うんざりだ！ 鋼の剣100本、全部武器屋に売ってくる！」
静香「とりあえず、スネ夫さんはのび太さんと出木杉さんに任せたけど……」
ドラ「スネ夫君の言ったこと、どう思う？」
静香「……」
綿貫「ゴホッゴホッ。 武選手、倒れました」
ジャイ「グホッ！」
藤堂「どうした！ もう降参か？」
リョウ「喋る暇あるんなら、そいつをたたき出せよ！」
藤堂「まあ待て、わしは不意打ちというものが嫌いでな」
リョウ「ったく……。 さっき出した父親も戻ってくる気配ないし……。 お前ら、やる気あるのか？」
ジャイ「うるせぇええ！」
パン！（ジャイアンが藤堂の足を叩く音）
藤堂「やれやれ……」
藤堂は、『重ね当て』を繰り出した！
効果は抜群だ！
ドラ「↑何これ？ まさか、綿貫さん？」
綿貫「ゴボッ、ゴボッ、そうだわさ」
静香「というか、あなたの『だわさ』って口癖なの？」
綿貫「キャラ設定が面倒臭いから、とりあえず同じ声優の人が演じていたビスケ・フリークスの力を借りたわさ」
ドラ「まさかの『ハンター×ハンター』……」
静香「というか、武さん負けちゃうわよ」
ジャイパパ「ど、ドラえもん！ クイズ……出してくれよ！」
ドラ「……！ジャイアンの父ちゃん！ 遂に、やる気になったんだね！」
ジャイパパ「ああ……！ブルブル……息子がやられているのを、黙って見ている親がどこの世界に居る！」
静香「星飛雄馬の父親」
ドラ「静香ちゃん、それは言いいっこなし！（苦笑） じゃあ問題！
あたらしくそらに息つけば
ほの白く肺はちぢまり
（このからだそらのみぢんにちらばれ）
いてふのこずゑまたひかり
ZYPRESSEN いよいよ黒く
雲の火ばなは降りそそぐ
この一節がある、宮沢賢治の代表的な詩集の名前は？」
静香「１、春と修羅 ２、夏と修羅 ３、秋と修羅」
ジャイパパ「えー、ここは……３だ！」
静香「ファイナルアンサー？（間違えてるわよ、気づいてよジャイアンの父ちゃん！）」
ジャイパパ「ファイアナルアンスワー！」
ドラ「……ざ、残念！ 正解は１でした」
ジャイパパ「はぁ？ この流れは、普通に考えて復活フラグだろうが！」
静香「何が復活フラグよ。 自分でそのフラグ折ったんじゃないの」
ジャイパパ「フラグって何だ？」
綿貫「ゴホッ、ああっと……武選手、遂に場外へ！ これで相手の点数は２となります！」
静香「点数＝相手を出した回数なのね。 ああ、分かりづらい」
ジャイパパ「武！ しっかりしろ！」
ジャイ「うぶ……ごぺぱ……と、父ちゃん……早く来てくれよ……。 俺、父ちゃんと戦いたいんだ……」
ジャイパパ「武……」
ドラ「それじゃあ、ジャイアンに問題！ 風の神様の子供である少年が出てくる、宮沢賢治の代表作の名前は？」
静香「１、風の又三郎 ２、林の又三郎、３、火の又三郎」
ジャイ「決まってるだろ！ １だよ１！ 」
静香「ファイナルアンサー？」
ジャイ「ファイナルアンスァー！」
ドラ「正解！ 凄いよジャイアン、２連勝だよ！」
ジャイパパ「よし、次は俺に出してくれ！」
ドラ「問題！ ↓にあるのは、宮沢賢治の有名な詩『雨ニモ負ケズ』の一節ですが、（ ）に入る漢字はなんでしょう？」
雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ （ ）ハナク
静香「原文のままお答えください。 １、欲 ２、慾 ３、翼」
ジャイパパ「今までの答えは全部1番だから、１！」
静香「ファイナルアンサー？」
ジャイパパ「ファ、ファイナルアンスアー！」
ジャイ「よく考えろ父ちゃん！(泣 原文って言ってるぞ！ これはどう考えても引っ掛けのパターンだ！」
ドラ「残念！ 正解は２番でした！」
ジャイパパ「うぉい！ どう考えても、この流れは2番じゃろがい！」
静香「動揺しすぎて、語尾が凄い事になっちゃったわ」
ドラ「やっぱり、問題の難易度を落とすべきだったんだよ……」
静香「んもう、文句なら出木杉さんに言ってよね！」
ジャイ「とりあえず、俺は戻るぜ父ちゃん！ あのエドモンド2人衆をふっ飛ばしてくるぜ！」
藤堂「遅いぞ、バカが！ 待ちくたびれて死にそうだったぞ！」
ジャイ「そのまま行ってくれて良かったのによぉ」
リョウ「ま、挑発はその辺にしとこうぜ。 んじゃあ、残り時間も10分ちょっとしかねえし、始めるか！」
綿貫「ゴボッ！ あ、痰がマイクについたんだわさ」
静香「あーあー、女の子がなんて物口から出すのよ。 とりあえず、トイレ行って洗ってきなさい」
綿貫「はぁいわさ」
ジャイパパ「よし、次の問題出してくれよ！ 」
ドラ「……宮沢賢治の代表作で、少年ジョバンニとカンパネルラが出てくる作品の名前は？」
静香「１、銀河鉄道の夜 ２、黄河鉄道の夜 ３、大河鉄道の夜」
ジャイパパ「１だ！ 今度こそ１だ！(笑)」
静香「ファイナルアンサー？」
ジャイパパ「ああ、ファイナルアンサー！」
ドラ「正解！ 」
ジャイパパ「よし！ ちょっと俺トイレ行ってくる！ 待ってろ武！」
静香「この流れ、『トレハロース』のCMみたいね」
ドラ「会社名は『林原』だけどね」
ゼクロスです、えぇ俺は８月８日、トモダチを連れてオールライダー対大ショッカーを見に行く予定なのですが……
鹿児島行きがどうのこうのとか家族がほざきやがりました。
そんな関係ねえ、俺には。
しかし、もう２０１０年まで後半年ぐらいか……今のうちに終わっていない作品は終わらせたほうが良いですよ皆さん
by ゼクロス
男子トイレ内（キャンプ場の）
のび「ゼクロスさんからの拍手だよ。 出木杉、コメントよろしく」
出木杉「そうですね……８月８日は……夏休みの半分の日ですね」
のび「出木杉、君はどうしてそんな悲しいこと言うかなぁ、情けない」
出木杉「そ、そんなこと言われてもしょうがないじゃないですか！ 事実ですし」
スネ「僕はやだよ！ 女子用スクール水着を着るなんて、屈辱だよ！」
のび「気持ちはわかるけどさあ」
出木杉「『そんな関係ねえ、俺には』って、『そんなの関係ねえ、俺には』って言いたかったんでしょうか」
のび「多分ね……。というか、僕も夏休みくらい映画を観に行きたいよ」
出木杉「またポケモンですか？」
のび「うん！ だって、何とかシリーズ最終章なんだって！」
スネ「そんなの見るくらいなら、僕は仮面ライダー見るけどね！」
のび「ええ？ ショッカーなんて、昔滅んだ一族じゃないか！ 」
スネ「バーカ、君に悪役の美学は死んでも分からないだろうさ。 お前、学芸会の時でさえも、悪役を嫌がるほどだからな」
出木杉「大ショッカーって、ショッカーが合体でもするんでしょうかね」
スネ「そんな、合体スライムみたいなことあるわけないでしょ」
のび「というかさ……
ショッカーが
スクール水着着ればいいと思う」
出木杉「のび太君……。 君は、また突拍子の無い事を(泣」
スネ「おお、のび太いいこと考えたな！ そう、それだよ！」
出木杉「骨川君も乗ってますし……(泣」
のび「だって、男の子が女子用のスクール水着着るなんてこと、マッカーサーでもしなかったと思うよ」
出木杉「ああ、マッカーサーは昔、女の子の格好をさせられてたってエピソードですか」
スネ「どうでもいいことばっかり知ってるんだな、のび太」
のび「エヘヘ(笑)」
出木杉「いや、褒めてませんから」
スネ「よし、出木杉は至急ショッカーの本部に行ってきて、衣装を借りてこい！」
出木杉「僕ですか？」
スネ「ああ。 のび太は、方向音痴だからな」
のび「酷いよ！ ワンピースのゾロよりはマシだよ！」
スネ「いやいや、お前はそれ以上だって、絶対！（汗」
出木杉「劇場版 仮面ライダーディケイド・オールライダー対大ショッカーは、８月８日公開！ ぜひお近くの映画館へ！」
スネ「宣伝は良いから、早く行ってこいよ」
出木杉「ショッカーの本部なんて、この世に存在するんですか？」
のび「大丈夫、きっとあるよ！ 『嶺鶯』だって、実在したんだから」
スネ「ああ、どこでもドア開けながら、『ショッカーの本部へ！』って言ってみろよ」
出木杉「無茶ですよ！」
のび「それ、ダイジョブダイジョブ！！ダイジョブダイジョブ！」
スネ「……何今の？」
のび「小島よしおの真似」
出木杉「い、行ってきます！」
のび「な、何だよこの空気！ 僕、トイレ行ってくる！（恥 」
スネ「いや、ここトイレだから！ ……オイ、のび太どこ行くんだ？ 隣は女子トイレだぞ！？」
のび「はぁはぁ、何か、男性用便器が一つも無いような気がするけど、まあ気のせいだろう」
綿貫「ゴホッ……！ あなた誰？」
のび「あれ？ 何で男子トイレに女の子が……新手の痴漢！？」
綿貫「痴漢は、あんたの方だわさ！ゴホッ！ ゲボゴホッ！ 」
のび「というか、君本当に凄いね。 語尾が『だわさ』だなんて」
綿貫「と、とにかく！ゴホッ！ ちょっと病院まで行ってくるって、皆に伝えてくれない？」
のび「う、うん！ 男子トイレまで来てくれて、ありがとね！」
綿貫「ここ、女子トイレよ？ゴホッ」
のび「え……（恥 」
スネ「のび太、２０１０年はどうなってるんだろうな」
のび「うん、男女兼用トイレが増えてるといいな！ 僕みたいな勘違いする人を減らしたいし！」
スネ「いや、男子トイレを女子トイレと間違える奴はなかなか居ないと思うけど」
のび「居るじゃないか、ここに！」
スネ「威張るなよ！」
出木杉「スネ夫君！ ショッカーの衣装借りてきましたよ！」
http://2chart.fc2web.com/2chart/shocker.html
スネ「ご苦労だったな出木杉！ 今夜の夕食のデザートのパインババロア、お前にやるよ！」
出木杉「あ、ありがとう……（あまり嬉しくない）」
のび「でも、よく見つかったね、ショッカーの衣装なんて」
出木杉「ああ、運良く貸衣装屋の名前が『ショッカー大本山』だったんですよ」
スネ「とりあえず、その店長に今度お礼言わないとな！ よし、これで完璧だ！」
出木杉「２００９年で、２０００年代も終わりです！ しっかりとやり残したことは終わらせましょう！」
ポップ地下室の中
ドラ「ジャイアンのパパ、遅いね」
静香「まさか、逃げ出したのかしら。 綿貫さんも遅いけど」
ジャイパパ「待たせたなお前ら！ ラジカセ探すのに手間取ってよ！」
藤堂「ああ、待ったぜこの糞野郎！ トイレとか言って、何してんだ！」
ジャイ「と、父ちゃん……！ 俺、こいつらの攻撃、何とか耐え切ったぜ……」
リョウ「おい、さっきから俺達の戦闘シーンがカットされてるのは気のせいか？」
静香「気のせいよ」
藤堂「おい、早くコートの中に入ってこい！ ……ん？ 何だ、そのラジカセは？」
リョウ「流派−Rの出演者が使ってそうなラジカセだな……お前、戦う気あるのか？」
ジャイパパ「これを聴いても……そんな口が利けるかね？」
ジャイパパは ラジカセのスイッチを入れた！
会場に居る人々の鼓膜を 激しく刺激する音！ 『おれはジャイアンさまだ！』 が 流れている！
効果は抜群だ！
ジャイパパは ラジカセの電源を切った！
ジャイパパ「フフ……。 こんなこともあろうかと、武の練習中の歌を録音しといてよかったぜ」
静香「こんなことって……どんなことよ（汗」
ジャイパパ「母ちゃんと喧嘩したとき」
ドラ「なるほど……ラジカセって、そういう意味だったのね」
静香「ああ、耳が痛い。 というか、今の実況は誰？」
のび「僕だよ！(笑)」
ドラ「あれ？ みんな戻ってたの？ スネ夫君の説得は？」
出木杉「スネ夫君は、約束を果たしました」
静香「約束を果たしたって……。 まさか、さっきからあの辺を歩いている怪人ってスネ夫さんなの？」
ドラ「口が尖ってるから、新種のショッカーかと思ったよ」
スネ@ショッカーfeat.スクール水着「僕だよ僕！ 怪人じゃないよ！」
のび「僕も始め見たときはさあ、笑っちゃったよ！」
スネ「ヘヘヘ、どうだい、この発想？ まさか、『ショッカーの衣装の上から、女子用のスクール水着を着る』なんて」
出木杉「ちなみに、綿貫さんは風邪をこじらせてしまったようなので、帰ります、だそうです」
静香「体調不良で帰るなんて、業界舐めてるのかしら、あの子」
ドラ「業界って、静香ちゃん……（汗」
ジャイパパ「よし、この武闘家２人は場外に出したぞ！」
ドラ＆のび「本当に！？ 」
出木杉「あれ、まさかあのジャイアンのパパさんが、あの二人を倒したんですか？」
静香「ああ、私は『コートの中に私物を持ち込んではいけない』なんて言ってないから。 ジャイアン親子の勝ちよ」
スネ「勝ちじゃないでしょ、２−２だよ」
静香「じゃあ、この２人を起こしてごらんなさい？」
のび「この人たち、蹴っても起きないよ」
ドラ「うーん……KO勝ちだね」
ジャイパパ「やったな武！(笑) おい、どうしたんだ武？ しっかりしろ、武！」
出木杉「どうやら、気を失ってるみたいですね」
静香「そりゃあ、超人じみた男達の猛攻を、あんなに受けたんだもの……。気絶しない方がどうかしてるわ」
ドラ「肝心な戦闘シーンが無いような気がしたんだけど」
静香「リョウ・サカザキの必殺技が、マニアックすぎたからカットしたの」
スネ「んじゃあ、試合終わったらこの格好しなくてもいい？」
静香「ダメ。 私、弱い男の子には興味無いの。 今日一日は、その格好でいてもらうわよ」
スネ「だが断る」
のび「また始まったよ……。 んもう、その格好面白いから、そのままでいてよ！(笑)」
ドラ「そうだよ、日本仮装大賞に出たら、間違いなく受賞できるよ！」
スネ「あんまりノセるなよ、照れるじゃないか(笑)」
ジャイパパ「ところでよ、この気絶した２人どうするんだ？」
ドラ「そっとしといてあげようよ。 １時間もすれば、目が覚めるでしょ」
地上
今度…明日(7月28日)にWiiでのインターネット経由で配信発売をするカラオケJOYSOUNDWiiがあるんですが…
B-STAのイベントとして藤子F全集の発売を祝ってドラえもんの関連曲は全部で何曲かレポートしていく企画をするのですが
実際…カラオケでのドラえもんの曲って何曲配信されているかどうか期間を決めてやめのですが…
この無謀な挑戦のアドバイスを宜しくお願いします。ちなみに期間はシルバーウィークでやります。 by BINGO
森「皆さん、どこ行ってたんですか！ もうカレーできてますよ！」
じおす「カレー食べながらカレー食べるってのもいいな」
安雄「はる夫、あんまりおかわりするなよ！」
はる夫「ああ！ 今日はみんな頑張ったらしいし、10杯に止めとくぜ！」
のび「もっと止めようよ、はる夫！(泣」
ドラ「そうだよ、のび太君はジャム入りのカレーが好きなんだよ」
スネ「全く、変な奴は、好物も変ってか……」
静香「それじゃあ、皿はみんなに行き渡ったわね？ それじゃあみんな一緒に」
ジャイ「いっただききま〜す！(笑)」
ジャイパパ「武、元気になってよかったな！」
ジャイ「おう！ 飯時に眠ってなんかいられっか！」
静香「ねえドラちゃん、武さんはどんな形で勝負ついたか、覚えてないのかしら」
ドラ「多分、ジャイアンのパパが到着して、気が緩んで気絶したんだと思うよ。
だから、勝負がどんな風に終わったかまでは、覚えてないんだよ。 ほら、ジャイアンのパパを見てよ」
ジャイパパ「その時俺は、あの藤堂って奴の首筋に一発かましてやったんだよ！」
ジャイ「すげえなあ、オヤジ。 見直したぜ！」
静香「……平然と、自分のやった事を誇大化してるわね（汗」
のび「いいじゃない、男は見栄を張って生きる生き物なんだし！(笑)」
出木杉「で、じおすさん、アドバイスお願いします」
じおす「なぜに、こっちに振る？(泣」
安雄「しょうがねえだろ、アドバイス求められてるのお前なんだから」
じおす「みんなのアドバイス聞きたいだけかもしれないじゃん！(泣」
ドラ「ほら、あんまり泣かないの。 まるで、僕達が虐めてるみたいじゃないか」
じおす「いや、リアルに虐められた事あるから平気なんだけどさ」
安雄「オトメンで、イジメ経験ありか。 お前、最悪だな」
はる夫「今日は、やけにつっかかるな安雄。 何か、嫌な事でもあったのか？」
じおす「JOYSOUNDWiiねえ……。時代は変わったな」
のび「やっぱり、カラオケはみんなでやるから楽しいよね！」
静香「一人カラオケは、傷心した時のみって、相場が決まってるわよ」
じおす「無謀な挑戦って書いてるけど……え？ 何が無謀なの？」
ドラ「多分、ドラえもん関連の曲が多いと思ってるんだろうね」
静香「そんなに多いの、ドラえもんの歌って？」
ドラ「まず、『ドラえもんのうた』『青い空はポケットさ』があることは確実だね」
静香「ドラえもんが新しくリニューアルして、もうすぐ5年経つって言うのに、まだ慣れてない人がいるなんて、残念ね」
のび「じゃあ、『ハグしちゃお』『夢をかなえてドラえもん』もあるってこと？」
じおす「多分ね。 というか、あるってことを祈りたいね」
スネ「でもさあ、何が無謀なの？ どこら辺が？」
ジャイ「多分、あれだよ。 その歌、全部歌いきるつもりなんだよ」
静香「あら、それじゃあそれはそれで無謀ね」
出木杉「ええ。 僕からのアドバイスは、『喉を大切に』って所ですかね」
じおす「いや、まだ歌うって決まったわけじゃないから」
森「わざわざ貴重な休みを、ネットの企画に使うなんて、BINGOさんは大変ですね」
スネ「つーか、そんなに無謀だと思ってるなら、この夏休みの内にやっちゃえばいいのに」
静香「私も同感ね。 藤子・F・不二雄大全集発売記念なら、その大全集のレビューしなさいよ」
ドラ「まあ、子供の小遣いで届くような値段じゃないしね」
スネ「どうせカラオケするんだったら、ちゃんと歌えよな。 ふざけて笑いながら歌う奴、僕はアレが許せないんだよ」
じおす「ああ、そう（汗 じおすからのアドバイスは、
・ドラえもんの歴代OP・EDも含めて探す
・ドラえもんの歴代映画主題歌も探す（無論、大山版、水田版を区別せずに） 」
はる夫「このババロアうめぇ！」
のび「あ゛！ それ、出木杉のためにとっておいたパインババロア……！」
出木杉「いいんですよ、別に……！（汗」
静香「そうよ、我慢しなさい」
スネ「じゃあ、最後はみんなでカラオケして締めようか！」
安雄「スネ夫、おまっ、バカ……！」
ジャイ「ようし、んじゃあトップバッターは俺様だな！」
ジャイパパ「武、傷に響くぞ！（苦笑） 今日はやめとけよ！」
ジャイ「痛てて……。いや、でもよぉ」
ドラ「よし、今日が誕生日ののび太君に、歌ってもらおう！(笑)」
のび「ドラえもん……(泣 覚えててくれたの？」
ジャイ「俺の誕生日は祝ってくれなかったくせに……グスッ」
ジャイパパ「武、お前やっぱり気にしてたのか……！」
静香「どうでもいいけど、のび太さん早く歌ってよ」
のび「ごほん、それじゃあご期待に応えて……！ 『のんきなのび太君』！」
ドラ「キャラソンかよ！（苦笑）」
静香「ええ、そのようね……それはそれで残念ね」
じおす「BINGOさん、ドラえもん達のキャラクターソングも探してみてください！」
しずかちゃんのうた おれはジャイアンさまだ！ スネ夫のうた
のび「のんびりのびたの毎日は〜〜♪」
森「私、もう議員会館に帰りますね」
ドラ「あ、今日はお疲れ様でした」
森「いや、久遠君が早く帰ってきてくれって言ってるものだからね」
スネ「久遠って、あの居候の女ニートか！」
ジャイ「誰だそれ？」
静香「不覚にも、私と名前が同じ人よ。 それじゃあ、私も帰るわね」
出木杉「え？ 静香ちゃんもう帰っちゃうんですか？」
静香「私、明日家族でディズニーランド行くのよ。 もう帰らなきゃ」
スネ「偶然だね、僕も明日行く所だったんだよ♪」
ドラ「スネ夫君、そんな格好で行ったら、現行犯逮捕だよ」
安雄「はる夫、もうカレー全部食べたのか？」
はる夫「まあな！」
のび「ねえ、誰か歌聴いてよぉ！」
じおす「聞いてるよーー」
のび「……」
国道沿いのわき道
藤堂「なあ、やっぱりアレって俺達の……負けになるのか」
リョウ「……だろうな」
藤堂「全身の筋肉を鍛えた俺達も、鼓膜はまだ鍛えてなかってことか……」
リョウ「……ここからは、別ルートだ！ ユリが、タクシーでこっちに向かってるらしいからな」
藤堂「フン、待つものが居るってのは……良いことだな」
リョウ「ああ。 今度会うときは、もう少し顔を柔らかくしてこいよ」
藤堂「何だと！？」
リョウ「じゃあ、俺も修行始めるぜ！」
藤堂「ふん、修行なんてのはな……もう始まってるんだよ」
綿貫「え？ 季節性インフルエンザですか！？ 本当ですか？」